2012年06月17日

一滴のチカラ。



東京。
行ってきました。


私の中で過去最高レベルの内容の濃い講習でした。
「終末期の癌患者にとってのアロマテラピー」。
テーマはいつになく重たい。
なぜ重く感じるか このテーマからは随分逃げてきたから。


今日の先生の一言。
「モルヒネで身体の痛みはとれるけど、モルヒネで心の痛みはとれない」
泣きそうになった。
33歳の母は終末期 何を思っただろう。
幼い子供を二人残し、夫を残し。
昨年亡くなった伯父はまだまだ生きれるはずだった。
でも 心ない一言で 心が折れてしまった。


やっぱり現場に出たい。


年齢のこと、家族のことを考えると
足踏みしそうになるけど
きっとやらないと後悔する。


そして緩和ケア病棟長の言葉。
ホスピス緩和ケアの中のアロマテラピーの役割は。。。
「苦痛の中の救い」

消化器系の癌患者が骨に転移して歩くことも出来なくなり
視力も失われたけれど
人間のもっとも原始的な働きの嗅覚の感覚は残り
精油の香はその方の最後の救いになったそう。

まだまだ出来ることがあるかも知れない。

「大切なのは経験を積むことと、諦めないこと」。
先生の今日の最後の言葉。



ちなみに。。。
「ラベンダー」は、ジュニパーよりもサイプレスよりも
「浮腫」に有効なのだそう!(浮腫:むくみ) 最新情報(^-^)。


もういっちょ ちなみに。。。
精油の香を嗅ぎながらのスキンケアは
香がないスキンケアよりも
お肌の「水分保持」の割合がグッと上がるそう(^-^)。
好きな精油の香を嗅いでる時は脳みそが「ストレスフリー」になるから。
嗅ぐだけで。。。!無香料はもったいないわね!
10年後のお肌に差が出るお話です(^-^)。


長く 重くなりましたが 報告終了デス!
ありがとうございました。



衝動的に買ってしまった(^_^;)。


今日の午前中の講師の先生の書いた本です。
「ハーブ専門外来」ってあるのね~。スゴイ!
帰りの新幹線で半分読んじゃった(^_^;)。
私の知識って随分偏ってるわ。。。



今日は他はどこにも寄ってこなかったので。。。
ああ。東京駅の紀伊国屋に寄ったくらいでした(-"-)。



今日も一日無事終了です。
ありがとうございました。



  

Posted by ミン at 23:54Comments(2)思うこと。